材種名 | 比重 | ビッカース硬さ HV |
HRA硬さ HRA |
杭折力 GPa |
破壊靭性値 MPa√m |
熱膨張係数 ×10-6/K |
熱伝導率 W/m・K |
圧縮強度 GPa |
ヤング率 GPa |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CT505 | 5.6 | 1500 | 92.0 | 2.1 | 9.5 | 7.6 | 13.7 | 5.0 | 420 |
CT510 | 5.8 | 1380 | 90.8 | 2.3 | 12.5 | 7.8 | 14.0 | 5.0 | 410 |
CT520 | 6.0 | 1200 | 89.2 | 2.5 | 15.0 | 8.1 | 14.5 | 4.6 | 390 |
CT530 | 6.2 | 1000 | 87.5 | 2.6 | 17.0 | 8.4 | 15.0 | 4.0 | 370 |
超硬合金に対して摩擦係数が1/2程度と低く、焼付きの発生を抑制します。
高温環境下900℃の大気雰囲気中においても酸化が軽微で高温条件での安定使用が可能です。
炭窒化チタン(TiCN)が主成分のため、比重は超硬合金の1/2~1/3程度と鋼よりも軽量で、金型・部品の取扱いが容易です。
SUS316LやSUS430などのステンレス鋼板のしごき加工において、超硬型よりサーメタル型の方が耐焼付き性に優れています。
耐摩耗用途:絞り加工、しごき加工、サイジング金型など
耐焼付き用途:粉末成形、射出成形金型など
その他、高温環境下で使用される金型や部品にも適用可能です。
また、機械への負荷低減や重量物取扱いの保全性改善のため、軽量化を目的とした適用事例があります。