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サーメタル

サーメタル

炭窒化チタン系新硬質金型材料

サーメタルとは、炭窒化チタン(TiCN)を硬質材料の主成分とし、金属系結合相にて焼結した材料です。WC-Co系超硬合金に代わる環境に配慮した新しい工具材料で、サステナブルを推進する企業のサポートをします。

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  1. サーメタル_02
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  3. サーメタル_04
  4. サーメタル_05
  5. サーメタル_06

サーメタル材種特性値

※左右にフリックしてご覧いただけます。
材種名 比重 ビッカース硬さ
HV
HRA硬さ
HRA
杭折力
GPa
破壊靭性値
MPa√m
熱膨張係数
×10-6/K
熱伝導率
W/m・K
圧縮強度
GPa
ヤング率
GPa
CT505 5.6 1500 92.0 2.1 9.5 7.6 13.7 5.0 420
CT510 5.8 1380 90.8 2.3 12.5 7.8 14.0 5.0 410
CT520 6.0 1200 89.2 2.5 15.0 8.1 14.5 4.6 390
CT530 6.2 1000 87.5 2.6 17.0 8.4 15.0 4.0 370

特長

サーメタル_07

滑りが良く耐焼付き性に優れる

超硬合金に対して摩擦係数が1/2程度と低く、焼付きの発生を抑制します。

サーメタル_08

耐酸化性に優れる

高温環境下900℃の大気雰囲気中においても酸化が軽微で高温条件での安定使用が可能です。

サーメタル_09

軽量

炭窒化チタン(TiCN)が主成分のため、比重は超硬合金の1/2~1/3程度と鋼よりも軽量で、金型・部品の取扱いが容易です。

サーメタルに関するFAQ

Q

サーメタルの適用事例を教えてください。

A

耐摩耗用途:絞り加工、しごき加工、サイジング金型など
耐焼付き用途:粉末成形、射出成形金型など 
その他、高温環境下で使用される金型や部品にも適用可能です。
また、機械への負荷低減や重量物取扱いの保全性改善のため、軽量化を目的とした適用事例があります。

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