アルミダイカスト金型の加工で、約2倍の高能率化を実現!

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ダイジェット工業株式会社

B!

 

課題

現行カッタでは側面加工時に段差が発生
エンドミルでの仕上げ加工のため、加工時間・加工費が増加

 

部品加工ユーザ

 ワーク  アルミダイカスト型
 被削材  合金工具鋼(DAC55, 48HRC)
 工具  MRX-200-M10(Φ20・2N)
 インサート  FRM-200-R10(DH102)
 アーバ  MSN-M10-90-S20C
 切削条件  n=6,600 (min⁻¹)
 Vc=415 (m/min)
 f=0.151(mm/rev)
 Vf=1,000 (mm/min)
 ap=0.1 (mm)
 ae=0.1 (mm)
 突き出し長さ 120mm
 外部給油(エアー)

 

改善結果

高能率化
現行の刃先交換式ラジアスエンドミルと比較し、送り速度 Vf が、530→1,000 (mm/min)と約2倍に増加し、高能率化を実現

加工面精度◎
モジュラーヘッドタイプと頑固一徹の組み合わせでびびりを抑制し、加工面良好◎

 

ミラーラジアス

 

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